これから新築戸建てを建てる場合、どのような流れで家づくりを進めていくかを把握しておかないと、土壇場でバタバタしてしまうこともあります。そのため、家づくりを進める場合は、事前に全体像を知っておきましょう。
初めに展示場やオープンハウスを見に行くという方も多いですが、実際にあまり多くの住宅メーカーを回ることはできません。そのため妥協しない家づくりをするには情報収集が重要です。建てたい家のイメージに合った住宅メーカーの情報を集めてみましょう。
収集した情報を基に、実際に見学してみたいところや話を聞いてみたい住宅メーカーをピックアップし、見学予約・見学を行います。各社のこだわりや費用、担当営業さんとの相性などを見極めます。
実際に話を聞いた住宅メーカーそれぞれの見積もりや間取りプランをチェックし、理想の家を建てるための住宅メーカーを決定し、購入申し込みを行います。住宅メーカーを決める場合は、かかるコストやデザイン性、断熱性など、自分がこだわりたい要素を複数ピックアップして比較すると良いでしょう。
住宅メーカーが決定したら、住宅ローンの事前審査(仮審査)の申込みをします。住宅メーカーによっては、資金計画も相談できるところがあるのでチェックするのもいいでしょう。申込みには「本人確認書類」、「収入確認書類(源泉徴収票や前年度の確定申告の写しなど)」、物件確認書類などが必要となります。必要書類は、利用する金融機関によって異なります。
新築戸建ての購入申し込みをすると、住宅メーカーから重要事項説明と契約書の確認が行われます。顧客側が間違った認識のまま契約を進めることを防いだり、購入後にトラブルにならないようにしたりするために重要なので、しっかりと確認しましょう。
住宅ローンの本審査が通り、間取りや設備などのプランニングが固まったあとには、建築請負契約を結びます。この契約時に工事請負契約書と見積書、設計図面などを受け取ることとなりますので、事前に写しを貰って内容を理解しておくことをおすすめします。
土地と建物を契約する場合は、住宅ローンだけでなく土地代金の支払いなどに使えるつなぎ融資を申し込む方もいます。必要書類を揃えて住宅ローンの申込みを行い、本審査に通った後にローン契約を結ぶことになります。
住宅メーカーとの契約、住宅ローンの契約が終わったら着工となります。着工前に地鎮祭や地縄張りの準備を行う必要がある場合など、住宅メーカーに相談しながら進めると良いでしょう。そのあと、上棟などを経て、契約と違う部分がないか数回の内覧チェックを行います。
自治体などのチェックも完了したら、工事代金の残金の決済となります。残金の決済については住宅メーカーと銀行間で行われますので特に施主側ですることはないですが、決済前後のタイミングで決済を行う旨の通知が届きます。
住宅メーカーによっては引き渡し式などを行い、晴れて引っ越し・入居となります。引っ越しや入居のタイミングはいつでもよいですが、引き渡し日には諸手続きがあるため、引き渡しから1週間後など余裕を持って引っ越す方もいます。
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