札幌で新築戸建てを建てる場合、デザイン性や暮らしやすさだけでなく、耐震性の高さも重要です。いつどこで大きな地震が起こってもおかしくないため、これから新築住宅を建てるのであれば、耐震性が高く、大きな揺れがきてもダメージを受けにくい家を作りたいという方も多いでしょう。そこで、こちらのページでは、住宅の耐震性や、耐震・免震・制震の違いなどについて、詳しくご紹介します。
一度家を作ってしまうと、後から耐震性を上げたり、地盤を補強したりすることは非常に難しいと言われています。そのため、家を建てる前の設計段階で、しっかりと地盤調査を行い、適切な補強を行ったうえで高い耐震性の住宅を設計・建築する必要があります。
耐震性のわかりやすい基準として、「耐震等級」という目安がありますので、できる限り耐震等級の高い家になるよう、設計士さんと相談する、もしくは高い耐震等級が標準装備の業者で家づくりを進めていくと良いでしょう。
耐震性のある家を作るためには、「耐震」「免震」「制震」という3つの考え方があります。
耐震は建物を強く頑丈にして地震の揺れで建物が倒壊しないようにする方法ですが、揺れ自体は抑えられないため、室内にいると大きな揺れを感じやすい特徴があります。
免震は、建物と地盤の間に「積層ゴム」を使用した装置を設置することで、地面と建物を切り離した状態にし、揺れを建物自体に伝えづらくする方法です。
最後に制震構造は、梁などに制震ダンパーと呼ばれる物を取り付け、地震のエネルギーを吸収することで、揺れを軽減しますが、制震ダンパーは50万円以上するものもあり、さらに取り付け費用が200~300万ほどかかり、メンテナンスは半年ごとに1回3~5万円程必要となるなど、大きな出費が伴う方法です。
家を作るための工法は、在来工法とも呼ばれている「木造軸組工法」や木造枠組工法(2×4工法)、ラーメン構法、SE構法などの種類があります。それぞれ地震に強い構造ではありますが、木造軸組み工法をさらに地震の揺れに強く改良した構法がSE構法です。
SE構法は、鉄骨で主流だったラーメン構法を木造建築に取り入れた構法で、鉄筋造と同様に構造計算をしているので、より地震の揺れに強い住宅が作れる点が最大の特徴と言えるでしょう。耐震性の高い住宅を考えている場合は、住宅の工法についてもチェックしてみると良いでしょう。
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