ZEH住宅(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)とは、太陽光発電やガスの力でお湯と電気を作るエネファームなど、電気エネルギーの創造とエネルギー消費の差をゼロ以下にする家を指します。電気を使わない時には蓄電池に電気をためたり、電気会社に販売することで利益を得たりすることができるといったメリットがあります。
また、家の断熱性を高めながら、HEMSなどの機器を設置することで、使う電気を減らし、エネルギー効率を高めることができる住宅です。
ZEH住宅は高断熱でエネルギーをなるべく使わない造りとなっているだけでなく、エネルギーを効率的に使う仕組みや、エネルギーを作り出す仕組みがあるので、冬の寒さが厳しい札幌では、暖房費を大幅に節約することができるZEH住宅を推進しています。
太陽光発電などで作り出した電気はそのまま自家用に使用できるだけでなく、余った分は電力会社に売却できるため、結果的に年間の光熱費をゼロに近づけることができることから、ランニングコストを抑えることに繋がるZEH住宅にはメリットがたくさんあると言えるでしょう。
札幌のように冬場に雪が多く降る地域では特にメリットの大きいZEH住宅ですが、ZEH住宅を建てることで補助金を受け取ることもできます。経済産業省と環境省の「ZEH支援事業」や、札幌独自の「札幌版次世代住宅補助制度」、「再エネ省エネ機器導入補助金制度」といった補助金で、数万円~100万円ほどの補助を受けられるので、お得にZEH住宅が建てられます。
しかし、「札幌版次世代住宅補助制度」については国の補助金と併用できないので注意が必要です。
ZEH住宅は、どこの住宅メーカーでも建てられるわけではなく、対応できる業者とそうでない業者が存在します。ZEHビルダーとは、経済産業省にZEH住宅を建てることを申請・登録しているビルダー(住宅メーカー)のこと。ZEH住宅を建てたい場合は、信用のあるZEHビルダーに依頼をする方が安心といえます。
また、ZEH関連の補助金を申請するには、ZEHビルダーに設計・建築してもらわないといけないということもポイントです。どのZEHビルダーに依頼をすればよいかわからないという場合は、2018年からはじまった「ZEHビルダー評価制度」をチェックし、前年度の実績などをチェックしてみると良いでしょう。
札幌や近隣の土地を多く持っている業者、すてきなデザインを提案してくれる業者、ローコストで光熱費削減にも貢献する業者をご紹介します!
※それぞれの会社は下記の基準で選定しています。
立地に強い業者:2022年4月25日時点で、北海道住宅通信社がまとめている札幌市2020年12月住宅建築確認ランキング(注文)の上位20位内において、地盤保証20年の記載がある会社の中で保有する土地が最も多く、設立年数が最も古い札幌地域密着の会社を選出しています。
デザインに強い業者:2022年4月25日時点で、北海道住宅通信社がまとめている札幌市2020年12月住宅建築確認ランキング(注文)の上位20位内において、デザイン賞と名の付く賞の受賞歴が最も多い会社を選出しています。
価格に強い業者:2022年4月25日時点で、北海道住宅通信社がまとめている札幌市2020年12月建築確認ランキング(注文)の上記20位において、プランを100以上用意している会社のうち、価格表記がある会社中、1㎡あたりの価格が最も低い業者のローコストブランドを選出しています。